小さな幸せに気付く。
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2026.01.17サイトリニューアルしました。

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くらしかた/施工事例

流れる時間や空気まで
“暮らしに馴染む家”

この建物はもともと、妻の両親の倉庫で、
田の字型の間取りで少し変わった形状という事もあり、
この変わった特性を活かせる技術力とアイデアのある
工務店さんにお願いしたいと考えていました。
僕の仕事は陶芸家ということもあり、
陶芸作品の空気感に合うようなデザインにしたい、
というのが当初の希望だったと思います。

そんな時に、顔見知りだった森工務店さんの
完成見学会にたまたま伺って。
「あ、この人にお願いしよう」と、直感で感じました。
例えるなら「木漏れ日っぽい」というか、
素朴で優しい家庭的な雰囲気の空間が
僕の陶芸作品のコンセプトとぴったり合いそうだなと思ったんです。

リノベーション前はきつい西陽と、イタチの侵入に悩まされていました。
その悩みから解放されたくて、思い切って内装を
すべて解体することから始めようと。。。
陽の当たる角度を計算してもらいながら、
斜めにずらして再構築していただいたことで、
朝にはやさしい光が差し込み、
午後も穏やかな明るさに包まれるようになりました。

実際に過ごしてその陽当たりの良さを体感して
「同じ家なのにここまで明るくなる?!」って驚きでしたね(笑)。

M様邸
木造平屋建て
設計:高橋勝建築設計事務所
施工:株式会社森工務店
延床面積:101.5㎡(30.75坪)

構造は、外壁と室内との間に空間があるダブルスキン。
信楽は夏は暑く、冬は冷え込む土地ですが、この構造のおかげで一年を通して心地よく過ごせます。
暑い寒いの不快な外気を遮りながらも、光や風はちゃんと通る。
まるで家が気持ちよさそうに呼吸しているみたいなんです。

信楽という土地の特性を熟知されている森工務店さんだからこそ
この住み良さを実現してもらえたんだと思います。


ヴィンテージのダイニングテーブルは子供たちの体の大きさに合わせて、脚を2cmほど切ってもらいました。
デンマーク製なので、少し背が高くて。
丁寧に切り揃えてくださり、全くガタつかず快適に使えています。

森工務店さんは親身になって細かい要望も聞いてくれるので、お願いしやすいんですよね。
みなさん人がめちゃめちゃ良くて。お願いしたら柔軟に、良いですよ!って。

他にも、照明の位置も最初の図面の時点で私たちから希望を伝えていたのですが
実際に机を置いてみたら少し移動させた方が綺麗だよねとなって。
また天井の穴を開け直して付け替えてくださったんです。

施工の後半で微調整にも快く対応してくださいました。

大活躍のダブルスキン構造の中庭スペース。子供と犬たちの遊び場になっています。
屋外のようで室内、という不思議な造りなので雨でも雪でも関係なくのびのび遊べるんです。
ハンモックは息子の希望で設置していただいて。
あたたかい陽の光が入る日には、揺られながらよくうたた寝をしています。

このスペースのおかげで、長年悩まされたイタチ問題も解決しました。
仮に屋根の隙間から入ってきたとしても、室内への侵入は防げるんです。

外気の緩衝に、子供の遊び場、イタチの侵入防止と
一石三鳥の計算し尽くされた機能的な空間なんです。

休日にはよくこうしてお菓子を焼いたりして、家族団欒の時間を過ごします。

陽の光に包まれるダイニングで、家族揃って食卓を囲むひとときは
何ものにも変えがたい幸せで大切な時間です。


間取りのこともじっくり相談に乗っていただいて、こだわりが詰まっています。
スペースが限られている中でも、なるべく広く感じられるようにと中心に収納スペースを固め、
家をぐるっと周遊できるつくりにしていただきました。
なかなか珍しい間取りですが、家事導線も確保しながらうまく収めてくださいました。
敷地面積以上に広い空間に感じられます。

子供が友達を呼んだ時にも、みんなで目一杯走り回って遊べて。
居心地が良いみたいで、よく公民館みたいな状態になっています(笑)。

屋内の素材の選定はほとんど森工務店さんにお任せしました。


例えば扉にしてもフラッシュじゃなくベニヤそのままで。
でも、素のままの雰囲気が良い感じなんですよね。
既製品だとこの風合いは出ない。無垢の木だからこそですね。

内装の壁も自分たちでDIYさせていただきました。
養生テープを貼って、ローラーで珪藻土を塗って。
材料が足りず斑になったり、床に飛んだりしましたが、それも良い味なんです。

当初から僕が希望していた、陶芸作品に合う空間という点でもこの塩梅がちょうど良くて。
素材で遊んでしまうと陶器を飾った時にごちゃごちゃしてしまうので、なるべく削ぎ落として、木と白い壁で十分。
素材そのままの質感も陶器に合っていて、作品が引き立つのでとても気に入っています。

森工務店さんは、本当に細かい部分にまでこだわりと気遣いを込めてくださいます。
建具を囲うように貼られた小口もそのひとつ。
小口の幅が狭く・長くなるほど割れてしまうリスクが高くなるそうで、
大抵大工さんは施工を嫌がるのですが、森さんはとても綺麗に仕上げてくださいました。
すとん、と伸びる小口が美しく気に入っていています。

キッチン前の収納も造作でつくっていただいたのですが、細部まで丁寧につくり込まれていて。
森さんをはじめとする大工さんたちの誠実さと、愛情を感じますよね。
「さすがの技術力だなあ」と惚れぼれ眺めてしまいます。



食器棚は、妻が子供の頃から住んでいた実家から受け継いだものを、補修して取り付けていただきました。
思い出と一緒に暮らせるってとても素敵なことだと思うんです。

かなり古い家具ですが、リノベーションした空間でもしっくりくるのは
家でも道具でも、愛情を持って物を大切にされている森工務店さんの手がける空間だからなのかもしれませんね。

剥き出しの鉄骨は遊び心で、あえて塗装していません。
60年以上前からある鉄骨なので歴史も感じられますし、
木材とのバランスが何とも言えない良い雰囲気に纏まっています。
鉄骨を見せるために、玄関の床の高さや部屋の間取りも調整していただきました。

間取りにしても、素材の使い方にしても
あまり前例が無い造りなので、施工に経験と勘が必要だったみたいで。
正直、大工さん泣かせなお願いも多々してしまったのですが(笑)。

構造から、流れる時間や空気まで、“暮らしに馴染む家”にしていただきました。

M様邸
木造平屋建て
設計:高橋勝建築設計事務所
施工:株式会社森工務店
延床面積:101.5㎡(30.75坪)

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